事務局長 石川 丈
近年全国的に衰退を続けるJCという組織の中で、未だ具体的な解決策は見出せておらず、会員減少が止まらない。浦添JCにおいても本年度近年では最少人数でのスタートとなる。様々な社会の変化の中で、我々がその一つ一つに対応しなければ浦添JCに未来はない。抜本的な改革による組織の再構築と、未来への提言、そして会員ひとりひとりが目的を持ち、一致団結した公益的事業への取り組みが必要不可欠となっている。
まず初めに行なわなければならないのは当LOMの諸規定を見直しです。法人設立時に制定された定款は、我々の組織を取り巻く環境の変化に対応するべくそれぞれの状況に合わせて諸規定を加え、対応を続けてきました。現在当LOMの諸規定はつぎはぎの様な状態であり、様々な矛盾を及ぼしていることは明確であり、抜本的な見直しを行なう事は今後の組織構築において最も重要な課題であります。また、今後10年の活動の基礎となる考えである「2010年代運動指針」を検討いたします。日本の抱える問題点、沖縄県の抱える問題点、浦添市の抱える問題点、JC全体の問題点、そして浦添JCの問題点をリサーチし、当LOMとして今後10年という期間をどのような目標を持ち運動を行なうべきなのか検討し、その検討材料を来年度以降へ引継ぎます。そうすることで、浦添JC40周年に発信される「2010年代運動指針」がより高いクォリティで完成され、浦添JCが明確なビジョンを持ち活動できることを目的とします。最後に、当会議体は本年度の浦添JCで計画されている事業が全て滞りなく行なわれる為にいかなる状況においても臨機応変に対応する会議体として運営される可能性を持ち、そのような状況では、浦添JCの組織全体の舵取り役として事業の計画を行い、会員全員で一致団結して事業へ取り組む体制を整えます。
事業名 |
期間 |
内容 |
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規定策定会議 | 上半期 |
これまでの規定を見直し、定款を踏まえ、抜本的な規定の策定を行なう。 |
2010年代運動指針検討会議 | 下半期 |
2010年度指針を策定するにあたり、現在我々の地域を取り巻く情勢をリサーチし、今後10年の課題として提案する。 |
夢ロマン | 12月 |
本年度卒業する会員が、現会員へこれまでの活動とこれからのJCの夢とロマンを語っていただく場とする。 |
納会 | 12月 |
今年の浦添JCを振り返り、また来年に繋げる希望に満ちた出発の為、本年度最後の事業として催す。 |