理事長所信

~はじめに~

1971年より「明るい豊かな社会づくり」を目指し、活動してきた当会議所は、その歴史を脈々と受け継いできました。その素晴らしい活動は、沢山の子ども達や市民へ笑顔や感動を与えてきました。私自身も小学生の頃にわんぱく相撲大会に参加し、また、てだこ祭りには家族、友人とともに行き、色々な経験を得る事ができました。そして、そのわんぱく相撲大会は、現在でも我々が主催し、続けられている継続事業であり、今年で32回目を迎え、沖縄ブロックから全国大会へと選出するという新たな担いも加わり、運営しております。さらに、てだこ祭りも、我々の先輩方が関わり発足させ、その後は、浦添市へと運営を移譲し、現在では、市民祭りとして多くの市民から愛される祭りとなり、来場者数はのべ19万人を数え経済活動にも多大な貢献をしております。敬愛する先輩方が明るい豊かな街づくりを行ってきたことで、市民の豊かな生活を実現してきた素晴らし事業の結果であり、我々もまた、後輩や子や孫たちへと良いインパクトを与えていかなければなりません。

~会員拡大を行う事は街づくりにつながる!~

我々は、20から40歳までの限られた年齢の中で、青年会議所で活動を行っております。街づくりに一番関心持ち、われ事として捉えなければないないのは、この青年世代の担いである。自分のため、家族のため、地域のために…、関わるすべてのコミュニティに対して、我々は、次世代の子どもたちへどういう街を残していくのか?真剣に考えていかなければなりません。会員を増やすことは、街の事を想う同志を数多くし、多角的に議論を進める機会を生み、より良い事業計画に活かされ、さらには、まわりを巻き込み感化していきます。一人では、変わらない世の中も数名から賛同を得られる仲間がいれば、その仲間達がさらに周りの人達を巻き込む原動力となり、社会全体を動かす力となる。是非とも考えて欲しい、将来の自分や家族がどういう世の中で生きているのだろうと…。未来の自分は、自身の行ってきた結果の姿である。その将来を形作るのが正にこの青年世代である。だからこそ、我々は、将来の事にも目を向けなければなりません。会員拡大を行うことは、多彩なメンバーが集まり様々な意見が出てくることでしょう。その様々な意見を吸い上げ、個々の能力をだしていく事で、力強い街づくりへとつながります。街づくりをしたいと思って入会するメンバーはわずかかもしれませんが、JCへ入会し活動を行っていく事で、街の未来を考える機会を多く提供し、おのずと街を想う人づくりとなります。そして、活動を行っていくと必ず自身の考え方や価値観を拡げ、成長し、心強い仲間を多く増やしていく事が可能です。つまり、会員拡大を行いJCの魅力を発信し、JC活動に巻き込んでいく事は、人づくりであり、街づくりへとつながります。

~わんぱく相撲の魅力を発信しよう~

継続事業として行われてきたわんぱく相撲浦添大会が沖縄全島大会へと変革を遂げ、浦添の子どもたちのみならず、多くの方々より一層の期待が寄せられています。また、期待と同時に社会的にも女人禁制のこれまでのしきたりを見直す社会的背景から、皆のコンセンサスを形成した大会を開催する議論していかなければなりません。そこで、我々は、大会の在り方を社会へと示していかなければならない年となっております。男女混合で開催すると、男子児童は本来の力を発揮しづらく、また、女子児童も大会への参加を敬遠してしまいます。しかし、我々の使命は、子ども達へ数多くの機会の提供を行い、このわんぱく相撲大会を通じて、人格を形成する多感な時期に礼節や相手を思いやる心を育む体験をしてもらう事を念頭に開催していかなければなりません。そのために、議論を重ね事業計画に工夫を凝らし、課題解決と子ども達の成長への機会を提供していかなければなりません。加えて、沖縄ブロック大会として沖縄の魅力の一つとなるような大会へと構築し、浦添の数多い魅力の一つとなるようにブランディングを図っていきたい。そして、クラウドファンディングなどの新たな手法を活用し、市民に共感を得られるような大会へとすることで、我々の活動を市民に広くアピールし、また、市民からの共感を得らる事で開催できる大会へとしていきます。

~地域の課題解決とビジョンを示したワクワクするブロック大会浦添大会~

本年度は、県内10LOM ある中で、浦添で主管するブロック大会を開催する年となります。各LOMを持ち回りで主管を行っているため、10年に一度の貴重な機会となっております。浦添市にとっては、この絶好の機会を活かし、沖縄ブロック協議会と連携を図りながら、魅力を沖縄県内外、ひいては、アジアへ広がる日本の玄関口である沖縄県の浦添市として、日本を飛び越えアジアへとアピールする絶好の機会となります。そして、このブロック大会を通じ、県内のLOMの連携と結束を図り、力強い事業運動ができるよう足がかりにし、また、県内の会員と交流を図り、沢山の刺激と出会いを構築していきます。そうする事で、会員が出向をしやすい環境を整え、外の活動にも目を拡げ、広い視野で活動できる人材を育成していきます。出向先には、沖縄ブロック、沖縄地区協議会、さらには日本JCやJCIなど、活躍できるフィールドは、世界にまで広げる事が可能です。そして、社会的にも2020年問題は目前に迫っており、さらには、2030年問題も忍び寄ってきているこの時代において、我々は、意識を変革していかなければなりません。人口構造のひずみによって生じる問題は、インバウンドを取り込むことで、地域経済を潤滑化する芽となります。さらに、ブロック大会では、浦添市の魅力の発信や、問題や課題の解決を図っていかなければなりません。そこで、課題を考えたときに2種類の課題があります。一つ目は、はっきりとした課題、つまり、現に問題になっている事。そして、二つ目は、潜在的に抱えている問題です。二つ目の問題は、問題とする認識すらしていない場合があり、固定観念に包まれている事が多く、問題とすら感じていないこともあります。以上の 3 点を簡単に言うと1.ロールモデル型の提案 2.現状の問題解決 3.潜在的な問題解決 であり、市民との交流や地域の有識者達と意見交換行い、情報を集め、固定観念にとらわれることなく、自由な発想で、本質を見抜いていく力が必要とされます。これらのいずれかを行う事で、浦添の明るい豊かな社会に近づくことができます。

~継続発展する組織へ~

青年会議所では、委員会ごとに事業を構築して、事業計画を議論していく場が理事会です。理事として理事会に参加し、意見交換をすることで、沢山の学びの機会があります。しかし、その機会はフロアメンバーにも提供し、会員全体の底上げを図っていきます。そのためには、理事会で議論している情報を共有することで意見の拾い出しや連帯感を高め、代表として参加している理事メンバーの意識も底上げされ、議論を尽くし、背景、目的に合った効果を上げていきます。全会員のベクトルを一つに向ける事で、メンバーの数以上の効果を上げていく事が可能なのです。そして、しっかりとした組織運営に裏打ちされた事業、運動を展開することで効果を最大限に高めます。組織全体を成長し、発展する為には、発展成長していく仕組化が大事であり、各自が成長できるように持続可能な組織運営をこの組織にも内在させる必要があります。さらに質の高い事業を構築し、対外的に発信していく事で、秘めた可能性を十二分に発揮させることが可能です。

~さいごに~

結びに、今の時代は、目的がはっきりしていないと動かない人がいます。ひと昔前のような「Yes」か「はい」の時代とは違うかもしれないのですが、しかし、あなたにとって、あまり意味のないことに感じても目的を見出し積極的に行動することで、何かを得てほしいし、もしも、納得できない事があれば大いに議論をしていく事がより自分の成長を伸ばします。そして、今回、掲げているスローガンは、我々が行動を起こす事で、未来への良いインパクトを与えていく事と、固定観念に捉われることなく、自分の考え方や見方を少し変えるだけで、自分の中から広がる世界が変わるという 2つの意味を込めて掲げています。私は、話が上手いわけではないですが、内に秘めた情熱と愚直に進めていく事に関しては、誰よりも真摯に向き合っております。活動の中には、自分にとって意味のない事だと思えても、そこに目的や目標を付け加える事で、価値のある行動へと変える事ができます。だからこそ、JC活動を続けられたと思いますし、入会当初に比べれば、各段に成長できている自分であると自信を持って言えます。昨日の自分よりも今日の自分が成長しさらに明日の自分が成長していけるように、青年らしく自ら行動することで、一緒に道を切り開いきましょう!