理事長所信
~はじめに~
JCI浦添や浦添市制、沖縄県が復帰50年を迎えた今、猛スピードで時代は変化し、次世代への変革期を迎えています。
新型コロナウイルス感染症よって、当たり前が当たり前でなくなった時代に我々は会議や各種事業をWEBで行う新たな手法を身に付けました。時間や場所を問わない効率的な会議運営が可能となった反面、人の繋がりの中で生まれる気づきやアイディアは画面越しには得にくく、WEBを活用するほどにこれまで当たり前だった対面(リアル)の尊さに気づかされました。
我々はこれまで昼夜を問わず、どこにも負けないほど納得のいくまで議論を続けて参りました。その熱い情熱こそ大きな価値があり、我々の原動力であったのではないでしょうか。人の繋がりの価値を知っているからこそ原点へ立ち返り対面(リアル)で行うことの意義を証明し、時代に合わせた価値観を発信する、温故知新の精神で全進して参ります。
~組織~
我々が持続可能な組織であり続けるためには会員拡大が不可欠です。
地域で活躍している同世代の仲間と事業を構築、参画する中で感動や達成感、充実感を得ることが出来る。これはJCの魅力のひとつだと思いますが、この経験を語り、感じてもらうことが拡大の基本だと思います。入会の同機は人それぞれですが、入会させることだけではなく入会して良かったと思ってもらう。さらには友人知人も一緒に活動したいと感じてもらえることが持続可能な拡大運動ではないでしょうか。新入会員が修練・奉仕・友情のJC三信条のもと、皆と同じ目標に向かって共に汗を流し活動に邁進することがJCへの理解を深めることに繋がります。一人ひとりと向き合い、活動に巻き込んでいくことで未来の仲間や後輩という財産をしっかり残していく必要があります。
~交流~
事業は地域のために、例会は会員のために。
我々はまちづくりのために活動をしていますが、それだけが目的ではありません。職業や立場の異なる多様なメンバーが共に活動をする中で情報交換やビジネスの機会を提供する交流も求められています。全会員が集まる例会を中心にセミナーや勉強会を開催、楽しむことを目的としたレクなどを実施することで会員の資質向上と一体感を創出し、皆が地域のために本気で活動したくなる楽しいJCを目指します。
~パートナーシップ~
地域を盛り上げていく活力となるのは若者です。地域の未来を築いていくのも若者です。これまで私たち大人が作ってきた環境に子どもたちは大きく影響を受け、成長します。その成長過程において、子どもたちがどのような経験をしてきたかによって人格形成がなされ、今後の生き抜く力の糧となっていくのだと考えています。青少年期に成功や失敗などいろいろな経験をすることによって培われたことは、将来子どもたちにとって社会で生き抜く力と変わるでしょう。本年は体験型青少年育成事業を行い、子どもたちの生き抜く力を養います。
~人を磨き、地域を豊かにする~
大きなインパクトを与える事業を構築するには良きパートナーシップが重要です。
行政や企業、関係団体との連携をこれまで以上に図ることで相乗効果を生み出し、事業の効果を最大限に発揮します。双方が刺激を受け合うことで組織の活性化や広報さらには拡大運動に繋げ、地域への影響力を高めて参ります。今までのパートナーとの連携を緊密にすることに加えて新たなパートナーとの連携を模索します。
~おわりに~
1971年11月12日のJCI浦添誕生当初も現在も社会を変えるべく志は同じであったのではないでしょうか。時代がどんなに変わっても変わらないもの、それは綱領の中にある明るい豊かな社会の実現です。決して簡単なことではないし、1年で社会を大きく変えられるとは思っていません。しかし我々には先輩方が紡いできた50年以上の歴史があります。その歴史と理念を受け継ぎ、同じ志を持ってし、存在意義を示し続けることが出来ます。こそ相手にも伝わり実現できる。
本気で夢を語り、ます。今仲間と協力して全力で前に進むことで新たな価値観やるからには覚悟を持って本気で活動に邁進することがを創造、本気だから社会を変える未来への一歩となりこそJCの存在意義が求められています。2023年、共に頑張りましょう!